【低温調理器】容器の代用品!おすすめは?基準は?

2024年1月6日土曜日

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低温調理器の容器の代用品
低温調理器を使用する際に鍋を使いますが、なかなか家に適当な大きさの鍋って無いことってありませんか?

適した鍋が無いと低温調理が出来ない、、、
そんなことがあるかと思います。

  • 家に鍋は無い、、、代用品のおすすめは?
  • 代用品を選ぶ際の基準って何があるの?
  • バケツを使うってあり?

今回のブログではこれから低温調理器を使ってみたい人・既に使っているけど鍋の代用品を知りたいという方に向けて代用品のおすすめをご紹介します。

結論からお伝えすると代用品のおすすめは「バケツ」です。

特に折りたたみのバケツであれば使わないときの保管もコンパクトで邪魔にならないので、気軽に使うことができるんです。

折りたたみバケツはその材質や形などが様々なので、しっかり選ばないと使いにくい物もあるので、普通のバケツでも、この後紹介する別の代用品でもOKです!

もちろん安全安心に作りたい方は鍋や低温調理用のコンテナや鍋をおすすめします

選び方についても基準を簡単に解説していきますので、自分にあったモノを選んでみてください!

低温調理の基礎知識

基礎知識はこちらの記事に簡単にまとめてあるので合わせて読んでみてください!


【低温調理器】鍋の代用品の選び方のポイント

代用品の条件

手軽にレストランなどのお店の味が再現できると話題の低温調理器は、じっくりと加熱していくことで、食材が硬くなりにくく、栄養素やうまみをギュッと閉じ込めてくれることから近年人気が出ています。

炊飯器などでも代用できますが、食べ比べてみると低温調理器で作った料理の方が、

しっとりとして柔らかく美味しく仕上がります。

しかし低温調理器を使用する際は大きめの鍋が必要になってしまいますが、、、

耐熱性や深さなどの条件をクリアした代用品ならば使用可能です!

 条件として必要なのは
  • 耐熱性(100℃以上)
  • 深さ(15㎝以上)
  • 容量(5~10L程度)
  • 保温性

耐熱性


低温調理をする際は耐熱性は必須です。

調理中は80℃程度を上限に設定しますので、容器はその温度に耐えられるものを選びましょう。

容器の裏面表示には大抵耐熱温度が明記されていますので、必ず確認してから購入してください。
最悪の場合は容器が溶けて水が漏れ出してしまうこともあります。

深さ


低温調理器の種類にもよりますが、大抵のものは水を循環させて温度を一定に保つ仕組みのため、15㎝ほどの深水が必要になることが多いです。

容量


深さでも書きましたが、低温調理器は水を循環させて水温を一定に保つ仕組みです。

ある程度の容量が無いと、循環時に水温が安定せず上手く火が通らない可能性があるので、説明書にも明記しているとは思いますが、5~10L程度以上の物を選ぶことがおすすめです。

ただし、大きすぎても水が温まるまでに時間がかかってしまうので、
これに関しては大は小を兼ねません。

保温性


これについては必須ではありませんが、保温性が高い容器を使用すると水の温度変化がより起こりにくく、しっかりと中まで熱を入れることが出来ます。

これらを基準に選ぶ際には気にしてみるのも良いと思います。

低温調理器で使う鍋の代用品のおすすめ


低温調理器の鍋の代用品の条件は

耐熱性(100℃以上)
深さ(15㎝以上)
容量(10L程度)
保温性

でした。

この条件をクリアしているおすすめの代用品を紹介していきます!

バケツ


バケツは、安価で手に入れやすく、容量があるため、低温調理器の鍋の代用品として人気があります。耐熱性も100℃より高いものが多いので私の一番のおすすめです!

保温性はあまり高くなく保管する際にもかさばってしまうデメリットがあります。

折りたたみバケツ


折りたたみバケツは、バケツと同様に安価で手に入れやすく、容量も大きいため、低温調理器の鍋の代用品としておすすめです。また、折りたたみ式なので、収納にも便利です。

折りたたみバケツは形状が横から見ると台形のような形のものが多いので、低温調理器が斜めになってしまう恐れがあります。

また折りたたみバケツは物によっては熱に弱い材質で作られているものがあるので、購入前に必ず確認をしてください。

コンテナ


コンテナは、バケツや折りたたみバケツよりも保温性が高く、水の温度を一定に保ちやすいというメリットがあります。また、容量がバケツよりも多いので大きい物を調理する際にはおすすめです。

容量が多いためその大きさがデメリットとなってしまい、使用していない間の保管を考えないとかさばってしまう事があるため、収納スペースに余裕のある人にはおすすめです。

クーラーボックス


今回おすすめした4商品中、最も保温性が高いというメリットがあります。大きさも様々なため、小型のものを購入してしまえば長く使えます!

低温調理器の多くが、クリップで容器に固定するタイプなので、クーラーボックスだと容器の厚みで固定できない可能性があるので、その点には注意が必要です。

またコンテナ同様にかさばってしまうこともあるので、低温調理以外にもクーラーボックスを使う事がある人向けとも言えますね。

これらのほかに発泡スチロールを代用品として使っているという事を耳にすることもあります。

正直これはあまりおすすめできません。

理由は簡単で、発泡スチロールは冷凍・冷蔵には強いですが、熱には弱いんです。

ドライヤーの温度で発泡スチロールを溶かした経験などはありませんか?

いくら低温調理だからと言っても水温を80℃に設定すると調理器の内部温度は100℃近く、それ以上になっていることもあります。

発泡スチロールだとその温度には耐えられず溶けだして穴が空いてしまい水が漏れ出す危険性がありますので、極力使用しないことをおすすめします。

低温調理する際の小ネタ


低温調理をする際の注意点や小ネタを簡単にご紹介します。

1. 水量に注意!

水量に注意
低温調理中にはどうしても水が蒸発してしまいます。

蒸発し水量が減ってしまう事で低温調理器の自動停止機能が働いてしまい、調理が途中で止まってしまう可能性があるので、定期的に水を追加するか、フタがあるものを使うと水の蒸発を防げるのでおすすめポイントです。

2. 調理前の食材の温度に注意!

温度計

調理前には前夜に味付けして寝かせていたりして、冷蔵庫に入っていることが多いと思います。

冷えていたり、凍っていたりすると調理開始時に食材を入れると水温が一気に下がってしまい、しっかりと熱が中まで入らない可能性があるので注意してください!

調理開始30分前くらいには冷蔵庫から出して常温に戻しておくことがおすすめです!

3. 食中毒に注意!

食中毒に注意!


低温調理をするならやっぱり、ローストビーフやサラダチキンなどの肉料理は外せません!

しかしお肉を調理するときには必ず気を付けないといけない点は食中毒です。

お肉にはサルモネラ菌やカンピロバクターなどの多くの細菌が付着しています。

しっかりと死滅させることが重要です。

これらの菌を死滅させるためには、肉の中心部の温度が次のとおりです。

63℃で30分以上
70℃で3分以上
75℃で1分以上

4. ジップロックで真空パックを作る裏ワザ!


低温調理をするときは出来るだけ食材と水が密着していることが必要です。

市販されている真空パックを使って調理することが推奨されていますが、家に真空パックなんてありませんよね?笑 私は持っていません...

そんなときはジップロックに食材をいれて少しだけ口を開けた状態でゆっくりと水につけていきます。この時口から水が入らないように気を付けてください。

水に入れていくと徐々に袋の中の空気が抜けて真空状態になっていきます。

口ぎりぎりまで水につけたらそこで口を閉じてください。
これでジップロックが真空パックに早変わり!

そのまま低温調理をおこなうので、ジップロックではなく100均の保存袋を使う場合は容器同様に耐熱温度を確認してから使ってくださいね!

最後に


今回は低温調理器の鍋に変わる容器についてまとめてみました。

低温調理器の鍋の代用品の条件は

耐熱性(100℃以上)
深さ(15㎝以上)
容量(10L程度)
保温性

です。

この条件をクリアしている私のおススメは「バケツ」です。
私が普段使用しているバケツの基準はこのようなものを使っています!

バケツのスペック
耐熱温度 120℃ 容量 5L

安価で耐熱性もあり鍋の代用品としてばっちりなので、ぜひ試してみてください!

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